リベルティング発声法

BLOG

ブログ

【生徒さんの声】ONVC: 人生が変わる8ヶ月でした!

目次

2017年第1期生
受講コース:ワンボイスマスターコース&LAボイトレ合宿
37歳女性:起業家・シンガー

8ヶ月のワンボイスマスターコースを受けて

アメリカの歌手の歌い方がどうして私たち日本人はできないんだろうとずっと疑問に思っていて、ずっと歌唱法を調べていました。 2015年頃、Youtubeでトレーナー/Voice Finderという人を見つけて、そこで初めてBeltingを知りました。Beltingについて調べる内にChico先生のブログに辿り着き、ずっとレッスンを受けてみたいと思っていました。

ワークショップが全ての始まり

2017年の夏に一番調子が悪くなり、何もかもが嫌だなと思っていた時に、思い切ってワークショップ行ってみようと思い立ち、直前に申し込みました。 ワークショップを受けてみて、Chico先生が出す声を聞いて、まさしくこの歌声が欲しいと思いました。 その時の私の悩みはこういったものでした。 ・高音に行くにつれて恐怖心がある
・息を大量に使って高い声を無理やり出している
・喉をぎゅっと締める感覚があり苦しい
・無理して出している声で聞き苦しい
・何よりも自分の声や歌が好きじゃない ずっと悩んでいたことを解決したいと思い、思い切ってワンボイスマスターコースに申し込みました。

ベルティング習得コースのスタート

最初の帰国対面レッスンはドキドキ緊張しながら受けたのを覚えています。レッスンの入れ替わりで女優の小百合さんと会って、何だかまだ人と自分を比較して劣等感を感じている自分がいました。 最初のレッスンでベルトの感覚を掴めたのは嬉しかったです。ただ本当に4ヶ月でベルトを習得できるかその時は自信がありませんでした。録音したレッスンを何回も聞き直し、発声スケールの動画をとにかく毎日練習しました。 O Holy Night を聞いてもらってすぐに鼻腔共鳴が“変だ”ということを指摘してもらいました。自分で薄々こんな声で歌いたくないと思いながらも、これが正しい発声方法だと思って一生懸命がんばって習得した歌い方でした。結局最後までこの変な鼻腔共鳴の癖に悩まされました!

自由な歌への道のり

Skypeレッスンが毎回楽しみでした。レッスン自体も楽しいのですが、Chico先生に会うとほっとするというか、落ち込んでいても毎回元気になれました。 レッスン+カウンセリングという感じがしていました。 今思えば、本音を中々言わない性格は見抜かれていたと思いますが、当時としても精一杯のSOSを発していたんだと思います。 自由な歌への道のりが何よりの励ましになりました。最初の4ヶ月はベルトできるようになるのが本当に楽しかったです。今まで怖かった高音域が、力まず、恐怖心なく出るようになるのは、信じられない経験でした。魔法にかかったような感覚です。 喉の後ろ、後頭部の下の部分に段々とスペースが出来ていくのがわかりましたそこを少しずつ広げていきながら自由に行き来できるように歩行練習しているような感じでした。 発表会や自分のライブ前で緊張している時も、ずっと「大丈夫」と言ってもらえて、本当に本番大丈夫でした。「あれ?大丈夫だ、私」というのが感想でした。

ワンボイス習得コースへ

4ヶ月でしっかりBeltingを習得し、2017年12月の忘年会で他の生徒さん達と会えたのもとても刺激になりました。みんなそれぞれに夢を持っていて、同じように悩んでいて、それを共有できて嬉しかったです。 いよいよワンボイスに入り、Face Bookのグループページで毎週課題曲を提出するのはとても良かったです。 新しいことを学ぶという意味でスタートラインが同じなので、みんなが頑張っているのだから、私もちゃんと課題をこなして提出しようと思いましたし、Skypeで一度やった課題のフォローをしてもらうのは、とても効率的でした。 難しい曲ばかりで、自分だけでは取り組まないであろう曲ばかりだったので、「これをこんなに簡単に歌えるんだ?!」というのは、新しい気付きでした。心の壁が色んなものを不可能にしているんだなと感じた課題でしたミックスのポジションは確信が持てず合宿まで持ち越してしまいましたが、後半4ヶ月で、ミックスを覚えワンボイスの基礎が出来上がりました。

受ける前に悩んでいたことがこのように変わりました。

・高音に行くにつれて恐怖心がある
→どこからが高音か意識しなくなった、出せるのが普通だと思える ・息を大量に使って高い声を無理やり出している
息を思いっきり吸わなきゃという意識はなく自然に呼吸している気がする ・喉をぎゅっと締める感覚があり苦しい
→ぎゅっという感覚をもう忘れてしまった ・無理して出している声で聞き苦しい
→たまに聞き苦しいと思う時があるので、その時は自分の体や気持ちの問題なので、それが何かを考えるようになった ・何よりも自分の声や歌が好きじゃない
→自分の声に感謝しています

人生が変わる8ヶ月

8ヶ月受けてみての感想は、8ヶ月前の自分にお礼を言いたいです。あの時決心して申し込んでくれてありがとうと思っています。 歌うことが嫌になるくらい、自分の歌に自信がなかったのに、今は自由に羽根がはえたみたいに歌えます。 もちろん練習は必要ですが、その練習が楽しいと思えます。ワンボイスは本当にすごい歌唱法だと思います。 こんな短期間に歌声や気持ちが変われるレッスンと歌唱法はないんじゃないかと思います。 1期生としてどんどん活躍したいですし、この声が自分の道を開いてくれました。人生が変わる8ヶ月本当にありがとうございました!

ワンボイス後、LAボイトレ合宿に参加して

言葉で感想にするのは難しいくらい、たくさんの事を経験できました。そして変わることができました。8ヶ月の間に技術やワンボイスの基礎ができていたからだと思いますが、卒業合宿で爆発することができたと思います。 一番は心の解放でした。それまでの私は鎖でぐるぐるにして鍵をたくさんかけて、それでも足りないから重しを自ら背負っていたような感覚です。あれをやってはいけないダメだと自分に言い聞かせて、自由に歌うこともしちゃいけないと思っていました。 ただ歌が上手くなればいいなと、あまり目的意識なく、というか考えないようにして歌の練習をしていました。歌で失敗することで自分を傷つけ、思うように歌えない自分を責めるような毎日でした。自分は何のために歌うのか?という質問が一番聞かれたくないし答えられない質問でした。
でも、LAに来て、ビーチでヨガをして心を整えてもらい、ハイキングで風や清々しい空気を吸い込んで、ヘルシーで美味しいものをたくさん食べて、お水をたくさん飲んで、大好きなみんなと色んな話をして、LAの色んな場所を見て回って…という毎日を過ごしたら、心がだんだん柔らかくなって、自分がどんな風に感じて、どう思うか、というのが自然にわかるようになりました。 こんな風に健康に過ごすことは、日本では中々難しいと思います。Chico先生はじめ、LAで迎えてくださったみなさんは、全員が自然体でした。私は人といると、どうしても萎縮して居心地が悪い気持ちになるのですが、お会いした人たちみんなが心地よい風が吹いているような感覚で、全く疲れを感じませんでした。

[caption id="attachment_3300" align="alignnone" width="423"] LAボイトレ合宿:レイチェル・ローレンスと[/caption]

レイチェル先生のボイストレーニングでは、「自分の話を語ればいいんだ」と言ってもらって、LAの人たちが自然体な理由がわかりました。それが許されているし、むしろ自分の話を語れなければ、表現なんて出来ない。 自然体で、心と声が繋がっていれば、無理に”歌おう”としなくても、歌ってるんだなと思いました。だからこそ歌はエネルギーだと感じました。エネルギーの塊を鎖で繋いで絶対に表に出さないようにしてたのは、自分だと気がつきました。 レイチェルのレッスン後、自分を解放する方法がわからず悶々としてしまいましたが、翌日のマインドのワークで、Chico先生に解放していただきました。 本当に心が軽くなって羽根が生えたみたいに、今は自由に歌えます。自分でも怖いくらいです。ワンボイスで歌えることの喜びは、出来るようになった人だけしか味わえないものだと思います。 そしてその志のもと集まった人たちと、深いところで繋がることができました。一生の宝物です。

この合宿は単なるLAに行ってボイストレーニングという合宿ではありませんでした。 LAでChico先生がアメリカに渡ってからの追体験をしながら、ワンボイスのメンバーと一緒でなければ、自分が変わるなんて奇跡的な体験は出来なかったように思います。 7日間のすべての一瞬一瞬が宝物の時間です。本当にありがとうございました。

2017年ワンボイスマスターコース第1期生
 

こちらの記事もおすすめ